ネイルな女社長のきままなダイアリー
有限会社アトリエワイズ 代表取締役中川康代 ブログを通してネイル美容の魅力とすばらしさを感じて頂けるなら幸いです!爪という小さな世界に大きな感動があります。ネイル美容は力と勇気を与えてくれますよ!
by yz-nail
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辞めない感動の理由(1月24日・月)
今日は、久しぶりに受講へ来られた生徒さんと授業をしました。
その生徒さんはすでに他店でネイリストとして一店舗を一人で任されている存在です。
その生徒さんが、何故ネイルスクールから一時期、足が遠のいたのかという話を聞きました。
技術に自信が持てなくなったり、本部の担当者と上手くコミュニケーションが取れない事・・ネイルを知らない、関心の薄い担当者とのやり取りにはやり場のない怒りを感じたり苦労が多いというのだ。「ネイルで働くのは辞めたいと思った」という。
彼女が口を開くと同情したくなる話ばかりが聞えてくる。
そこで私の頭をよぎったのは「何故、辞めないか」という疑問。
「でも、何かいい話があるでしょ」と聞いたら感動の話がありました。
どんなに辛い想いをしても辞めない理由は、私を支えてくれているお客様がいるから・・・
といいました。
悲愴感漂う表情が急に穏かになり、語り始めるその視線は誰かを思い出しているようでした。
小さい店だから、ほんのわずかなお客様しかいない、でもその中の、またほんのわずかなお客様の為に働いているんです。
自分の中で100%の仕上がりにならない時、売上が悪い不甲斐無さに、辛く落ち込み、辞めようと思う時に限って、私を応援してくださるお客様の予約が入ると「あ・また辞められない」と思うのだそうです。
そのお客様が楽しみにして、ご来店される時の表情を胸に頑張るのだという。
お客様の中には「休憩はとったの?」と「優しい言葉とキャラメルマキアート」を差し入れてくれたそうだ。それが自分よりも随分年下で若いのにその気遣いぶりに感動したという。
また別なお客様で、いつも来てくださっていたのに当日連絡なくキャンセルしてしまった。これにはとても落ち込んだらしい。ところがそのお客様は体調を悪くしてご入院されていたという話、後日、年が開けてから「あの日、渡そうとおもったんだけど」と手渡された季節外れのクリスマスプレゼント。どんなに心を支えたか。
辛い時に、やさしい言葉を掛けられて「頑張ってね」月並みな励ましの言葉にさえ、ついお客様の前で涙ぐんでしまったというエピソード。
生徒さんの言葉からはあふれ出る洪水のように「感動エピソード」が出てきた。
「きっといい仕事をしているんだね。お客様の為に辛くても続けているなんて・・なかなか出来る事ではないよ。偉いね。」と・・・。
「話を聞いてくれてありがとうございました。」って言われた私。
それ以外は、技術を教える事しかできない私。
ここを巣立っていって、一人一人のネイリスト人生がスタートする。
人々を感動させられる仕事をしたい。そこが起点だと思うんですこの仕事は・・・。
何故この仕事を選んだのか・・・その気持ちを忘れずにいたい。
※ネイリスト検定が迫ると、「検定指定カラー」赤のエナメルをつけている私の爪。
私の手は練習用として使われます。
>>コメントはこちらへどしどしお待ちしております。
atelier Yzホームページ
その生徒さんはすでに他店でネイリストとして一店舗を一人で任されている存在です。
その生徒さんが、何故ネイルスクールから一時期、足が遠のいたのかという話を聞きました。
技術に自信が持てなくなったり、本部の担当者と上手くコミュニケーションが取れない事・・ネイルを知らない、関心の薄い担当者とのやり取りにはやり場のない怒りを感じたり苦労が多いというのだ。「ネイルで働くのは辞めたいと思った」という。
彼女が口を開くと同情したくなる話ばかりが聞えてくる。
そこで私の頭をよぎったのは「何故、辞めないか」という疑問。
「でも、何かいい話があるでしょ」と聞いたら感動の話がありました。
どんなに辛い想いをしても辞めない理由は、私を支えてくれているお客様がいるから・・・
といいました。
悲愴感漂う表情が急に穏かになり、語り始めるその視線は誰かを思い出しているようでした。
小さい店だから、ほんのわずかなお客様しかいない、でもその中の、またほんのわずかなお客様の為に働いているんです。
自分の中で100%の仕上がりにならない時、売上が悪い不甲斐無さに、辛く落ち込み、辞めようと思う時に限って、私を応援してくださるお客様の予約が入ると「あ・また辞められない」と思うのだそうです。
そのお客様が楽しみにして、ご来店される時の表情を胸に頑張るのだという。
お客様の中には「休憩はとったの?」と「優しい言葉とキャラメルマキアート」を差し入れてくれたそうだ。それが自分よりも随分年下で若いのにその気遣いぶりに感動したという。
また別なお客様で、いつも来てくださっていたのに当日連絡なくキャンセルしてしまった。これにはとても落ち込んだらしい。ところがそのお客様は体調を悪くしてご入院されていたという話、後日、年が開けてから「あの日、渡そうとおもったんだけど」と手渡された季節外れのクリスマスプレゼント。どんなに心を支えたか。
辛い時に、やさしい言葉を掛けられて「頑張ってね」月並みな励ましの言葉にさえ、ついお客様の前で涙ぐんでしまったというエピソード。
生徒さんの言葉からはあふれ出る洪水のように「感動エピソード」が出てきた。
「きっといい仕事をしているんだね。お客様の為に辛くても続けているなんて・・なかなか出来る事ではないよ。偉いね。」と・・・。
「話を聞いてくれてありがとうございました。」って言われた私。
それ以外は、技術を教える事しかできない私。
ここを巣立っていって、一人一人のネイリスト人生がスタートする。
人々を感動させられる仕事をしたい。そこが起点だと思うんですこの仕事は・・・。
何故この仕事を選んだのか・・・その気持ちを忘れずにいたい。
※ネイリスト検定が迫ると、「検定指定カラー」赤のエナメルをつけている私の爪。
私の手は練習用として使われます。
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| 2005-01-25 12:40
| ネイル
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